社内ITとして働き続けるために。40代で決めた次のキャリア

「40代で、約10年ぶりの転職。本当に次の職場が見つかるのか不安でした」
そう振り返るUさん。長く社内IT領域で経験を積む中で、組織や働き方の変化をきっかけに、これからのキャリアを見つめ直すようになったといいます。年齢面への不安もありましたが、「まずは一歩踏み出してみよう」と転職活動を開始しました。

今回は、Uさんが転職を考えたきっかけや企業選びで大切にしていたこと、入社の決め手、そして約10年ぶりの転職活動を支えた社内SE転職ナビのサポートについて詳しくお聞きしました。

プロフィール
Uさん
データセンターでのシステム監視業務を経て、複数の企業で社内IT・コーポレートIT領域に従事。社内ヘルプデスクやPCキッティングから、Windowsサーバー運用、社内ネットワーク構築、グループウェア移行、オフィス移転対応まで幅広く経験。直近では、社員数50名規模から500名規模へと成長する企業において、Microsoft 365からGoogle Workspaceへの移行プロジェクトを主導。社内ネットワークの整備・強化やグループ会社統合に伴うIT環境構築、リモートワーク環境の整備など、事業拡大を支えるコーポレートIT基盤づくりに携わる。
組織や働き方の変化をきっかけに自身のキャリアを見つめ直し、約10年ぶりの転職活動を決意。社内SE転職ナビを活用し、これまで培ってきた経験と専門性を活かせる新たな環境への転職を実現した。

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この記事の目次

社内ITとして、組織の成長や働き方の変化に合わせたIT環境づくりを経験

——これまでのご経歴について教えてください。

最初に入社したのはアウトソーシング系の会社で、データセンター業務を担当していました。24時間365日のシフト制で、PCやサーバー、ネットワークを監視する仕事でした。

その後、スキルアップを目指してSNS系企業に転職し、そこで社内SEの仕事を始めました。入社当時は4名体制で、約200名規模の社内IT全般を担当していました。キッティングから始まり、Windowsサーバーの構築、ファイルサーバーの運用など、必要なことは幅広く対応していましたね。大きな障害対応を経験することもありましたが、そうした場面を乗り越えたことで、技術力だけでなく、トラブル時に冷静に対応する力も鍛えられたと思っています。

その後は医療系システム会社で基盤周りの業務を経験しましたが、前職で一緒に働いていた方から声をかけていただいたこともあり、現職で再び社内ITの領域に戻りました。

——直近の会社では、どんな仕事をされていたのでしょうか。

入社した当初は50〜60名規模でしたが、徐々に組織が大きくなっていきました。最初に担当した大きなプロジェクトが、Microsoft 365からGoogle Workspaceへのグループウェア移行です。メールの切り替えも含めて、ほぼ一人で進めました。

その後は社内ネットワークの整備・強化、オフィス移転に伴うLAN配線、グループ会社との統合時のPC・ネットワーク対応など、インフラ周りを幅広く担いました。ピーク時には社員数が500名規模まで増え、コーポレートITのチームも最大5名体制になりました。少人数で幅広く対応する場面が多く大変さもありましたが、その分、事業や組織の変化に合わせてIT環境を整える経験を積めたと思います。

組織や働き方の変化をきっかけに、40代・約10年ぶりの転職活動へ

——今回の転職を考えたきっかけを教えてください。

会社がAI推進をきっかけに組織や業務のあり方が大きく変化する中で、自分自身が今後どのような環境で専門性を発揮していくべきかを改めて考えるようになりました。 AI活用で業務が効率化されていくこと自体はよいことだと思っていましたし、会社の方向性も理解していました。

一方で、会社としての方針や働き方が変わっていく中で、自分が今後どのような環境で力を発揮していきたいのかを考える機会が増えていきました。

私はこれまで、社内ITとして社員が安心して働ける環境を整えることにやりがいを感じてきました。だからこそ、これからも自分の専門性を活かしながら、落ち着いて力を発揮できる環境で働きたいという思いが強くなっていったんです。

——転職活動を始めるまでに、不安や迷いはありましたか?

去年の秋ごろから、しばらく悩んでいました。「いつかは動かなければいけない」という気持ちはあったのですが、なかなか踏み切れなかったんです。40代という年齢的なこともありますし、約10年ぶりの転職活動だったので、本当に次の職場が見つかるのかという不安は大きかったですね。

ただ、悩んでいるだけでは何も変わらないとも思っていました。最初から自信があったわけではありませんが、まずはやれるだけやってみよう、だめもとでも受けてみようという気持ちで進めていきました。

社内ITに特化したサービスで、エージェントと二人三脚で進めた転職活動

——数ある転職サービスの中で、社内SE転職ナビを選んだ理由を教えてください。

今回はAIに聞いてみたんです。「社内SEという職種に特化した転職サービスはないか」と入力したところ、「社内SE転職ナビ」が出てきました。大手の転職サイトをメインに使う方法もあると思いますが、今回は「社内ITの領域でキャリアを続けていく」と決めていました。だからこそ、職種に特化したサービスを使ってみようと思ったんです。最終的には社内SE転職ナビを中心に転職活動を進めました。

——実際にサービスを使ってみて、いかがでしたか?

担当エージェントの方がとても頼もしかったです。最初の面談では、これまでの経験や今後やりたいことを丁寧にヒアリングしていただき、自分では見つけられなかった求人も含めて提案してもらえました。私は社内ITの領域でキャリアを続けたいという希望が明確だったのですが、その条件に合う企業を絞り込んで紹介していただけたので、効率よく転職活動を進められたと思います。

また、40代で約10年ぶりの転職だったこともあり不安もありましたが、「これまでの経験を求めている企業はありますよ」と背中を押していただけたことも印象に残っています。

そして、面接対策も手厚くて、選考が進んだ企業ごとに、過去によく聞かれる質問や企業が重視しているポイント を共有していただきました。事前に準備すべき内容が明確になったことで、久しぶりの面接でも落ち着いて臨むことができたと思います。

また、1週間に一度くらいのペースで進捗確認の連絡をいただけたことも心強かったです。現職の業務と並行しながらの転職活動だったため、一人で進めていたら途中で止まってしまったかもしれません。定期的に状況を確認してもらえたことで、無理なく活動を継続できました。

「自分を必要としてくれる会社」であることが、入社の決め手に

——転職先を選ぶ上で、どんな点を重視されましたか?

一番意識したのは、将来性と安定性です。AIの活用が進む中で、これからの働き方や企業に求められる価値も変わっていくと感じていました。だからこそ、長い目で見て安定して価値を発揮できる環境で働きたいと思っていたんです。

その中で関心を持ったのが、ものづくりに関わる企業や、生活インフラを支える企業でした。物理的なモノづくりや社会を支える事業を持つ会社であれば、今後もITの力が必要とされ続けるのではないかと考えていました。

もうひとつ大事にしていたのが、「自分の経験を活かせるかどうか」です。これまで積み上げてきた社内ITの経験を必要としてくれる会社かどうかは、企業選びの中で重視していました。

——最終的な入社の決め手は何でしたか?

面接を通じて、「自分を必要としてくれている」という感覚が伝わってきたことです。言葉だけではなく、やり取りの中で感じる雰囲気もあり、ここなら入社後も皆さんとうまくやっていけそうだと思えました。

また、面接で少し聞きにくい質問をしたときも、誠実に、丁寧に答えていただけたことが印象に残っています。1日の業務の流れや職場の雰囲気についても具体的に教えてもらえたので、入社後に働くイメージを持つことができました。約10年ぶりの転職活動でしたが、「ここなら大丈夫」と安心感を持って入社を決められたことは大きかったです。

変化の時代でも、これまでの経験を必要としてくれる会社はある

——新しい職場で、どんなことに取り組んでいきたいですか?

転職先はコーポレートITのメンバーが多い組織なので、まずは新しい環境に馴染むことが第一歩だと思っています。そのうえで、今後はセキュリティやガバナンス領域にも積極的に関わっていきたいです。社内ITの仕事の中でも、統制や管理の領域はこれからさらに経験を積んでいきたい分野なので、新しい環境で専門性を深めていければと思っています。

——最後に、転職を考えているITエンジニアの方へメッセージをお願いします。

AIの台頭によって、IT業界にもさまざまな変化が起きていると感じます。ただ、そうした中でも、既存システムを必要としている会社や、これからIT環境を整備していこうとしている会社はたくさんあります。

だからこそ、「自分のキャリアは古いのではないか」「40代での転職は難しいのではないか」と諦めないでほしいです。これまで積み重ねてきた経験を必要としてくれる会社は、きっとあると思います。

転職は、最初の一歩を踏み出すまでが一番難しいと思います。私自身も長く悩みましたが、一歩踏み出さないと何も始まりません。まずは動いてみることが大切だと思います。


【編集後記】
40代という年齢への不安、そして約10年ぶりの転職活動への戸惑い。Uさんも、最初から自信を持って転職活動を始められたわけではありませんでした。それでも「やれるだけやってみよう」と前向きに一歩を踏み出したことが、今回の転職につながりました。

印象的だったのは、転職活動を通じて軸が大きくブレなかったことです。社内ITとしての経験を活かしたい。自分を必要としてくれる会社で働きたい。そうした思いを持ち続けたからこそ、面接の場で「ここなら安心して働けそうだ」と感じられたのだと思います。

40代からの転職に不安を感じている方も、まずはキャリア相談から始めてみませんか?社内SE転職ナビでは、社内SE・情シス・コーポレートITに特化したキャリア相談を無料で実施しています。

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