IT・社内SE転職に特化した転職サイト「社内SE転職ナビ」では、7,000件を超える求人をエリアや職種、スキル、報酬額などご希望に合わせて検索することができます。また、社内SE転職ナビを運営するアイムファクトリーは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーによる本質的なマッチングと、書類添削、面接対策など転職後まで伴走する徹底したサポート力を強みとしております。
今回、そんな社内SE転職ナビ経由でアイムファクトリーのエージェントを活用して転職に成功したKさん(40代・女性)にインタビューを行いました。

【転職者情報】
Kさん(女性・40代)
前職(転職前):不動産経営サポート企業にてRPAエンジニア
現職(転職後):給食・外食事業を手がける食品サービス会社にて社内SE
応募社数:8社
面接回数:1回
転職支援期間:3か月

転職のきっかけは?
――最初にアイムファクトリーと出会われたのはいつ頃か覚えていらっしゃいますか?
2年前くらい前ですね。他社の転職サービスでエージェントとしてスカウトメールをいただいて、それに返信したのがきっかけでした。
――その時は転職を本格的に考えての登録でしたか?
そうですね、当時は「絶対に転職する」という気持ちではなかったです。転職を検討している、くらいの段階でしたね。ただ、以前の転職でもエージェントを利用したことがあり、エージェントサービスは自分で探すより効率的だと感じてました。
そのため、アイムファクトリーのエージェントさんからスカウトをいただいたときは「どこか良いところ(企業)があれば」と、気軽な感覚で登録しました。
――そもそも、転職を考えたきっかけは何でしたか?
給与を含めた評価が業務に見合っていないと感じていました。加えて、フルリモートの働き方が合っていなかったことがあります。私は当時から大阪に住んでいましたが、大阪に同じ業務をしている人はおらず、東京のメンバーとオンラインでコミュニケーションをとりながら業務を進めていく形でした。
東京と大阪で物理的な距離があるのでコミュニケーションはSlackやWeb会議が中心となります。直接顔を合わせるのは年に1回、総会のときくらいでしたね。テキストだけでやりとりが進んでいくと、必要以上に顔色をうかがってしまったり、深読みして悩んでしまったりすることがありました。
ーーフルリモートの環境では、対面よりもコミュニケーションや信頼関係がさらに重要となるんですね。
「自分だけ」が大阪からのフルリモートということもあり、孤独感は強く感じていましたね。ちょっとしたことでも、周囲に相談できれば違うかと思います。
また生活面でも、朝起きてすぐに仕事を始め、昼も簡単に済ませて一歩も外に出ない。1日100歩も歩かない生活が3年間続いたんですね(笑)便利な一方で、健康面や気持ちの面で「これは良くない」と感じて、環境を変えたいと思ったんです。
転職後の働き方と変化
――業務量について、転職でどのような変化がありましたか?
RPAを作れるのが私しかいなかったので、すべての案件が集中しました。特に納期が短い案件は、夜中まで作業して間に合わせることも多かったです。東京の同じチームにも人はいましたが、開発が得意ではなく、テストや確認が中心。さらに他のメンバーは兼任が多く、結局ほとんど自分一人で回していました。振り返れば、当時は「よく3年間続けられたな」と思います。
一方、今の会社では大阪と東京にそれぞれメンバーがいて、私の部署にも新しく2人が加わっています。正直まだやりたいことが多すぎて手は回りきっていませんが、それでも一緒に取り組んでくれる人がいるのは前職と大きな違いです。
以前のように「一人で全部背負い込む」という状況ではなく、仲間と役割を分担しながら進められる。もちろん忙しいのは変わりませんが、協力し合える体制になったことで負担感はだいぶ違います。
――フルリモートから出社になったことで、生活面でも変化は大きそうですね。
はい、通勤で歩くようになったのと、人と話すようになりましたね。リモート時代は一日会話がない日もありましたが、今は出社して顔を合わせながら働いています。人と会って話すのが好きな性格なので、やはり出社の方が合っていると感じます。
自分では気づかなかった「社内SE」の提案から、選択肢が広がった。
――今の会社と出会った経緯を教えてください。
最初は別の会社の選考が進んでいて、ほぼそちらで決まりかけていたんです。そんな時に今の会社から「どうしても一度会わせてほしい」と強い希望をいただいたと、エージェントの山﨑さんからお話がありました。
詳しく聞くと、今の上司が「ぜひ会いたい」と言ってくれたそうで。私の履歴書を見て「経歴と会社がやりたいことがマッチしている」と判断したとのことです。そこから「面接ではなくカジュアル面談でいいから会ってほしい」という話になりました。
――実際に会ってみていかがでしたか?
求人票を見たときは正直、あまりピンと来ていませんでした。でも実際に会って、直接話してみたら印象が全然違ったんです。
仕事内容以上に、上司の人柄に惹かれました。従業員目線で会社を変えようと実際に動き、年間休日を増やしたり給与を改善したりと成果を出していました。これまで不満に感じていたことに真正面から応えてくれる人だと感じ「この人と働きたい」と思えたのが決め手になりました。
――当初は社内SEを志望されていたんですか?
いえ、実は候補にすら入っていませんでした。自分の経歴がエンジニアだとも思っていなかったんです。ちょっとした経験はあるけどどこかで専門的にやってきたわけではなかったので、自分で「社内SEは無理だろう」と思って避けていました。求人票を見て「書いてあることの9割は自分にできない」と感じたこともありました。
――では、なぜ社内SEを目指すことになったのでしょう?
エージェントの山﨑さんの言葉が大きかったです。「社内SEに求めるスキルは幅広く書かれていることが多いけど、実際にはどれか一つでもできれば十分可能性がある」と言ってもらえて。「本当に大丈夫かな?」と思いましたが、実際に入社できているので、大丈夫だったんですね(笑)
あのとき山﨑さんの言葉がなければ、今の会社には出会えていなかったと思うので、感謝しています。
入社9か月で自身の提案が会社の方針に採用。協力的な現場をより良くしていきたい。
――実際に働いてみて、やりがいを感じる部分はありますか?
去年入社した時は部署で Kintoneしか扱っていなかったんですが、そこに新しくUiPathを使ってRPAを取り入れました。さらに各種システムとのデータ連携を入れて、Power BI を提案し、導入しました。
そうした業務を進めていくなかで、会社方針に「BIを見ましょう」といった旨が掲げられたんです。入社から9か月ほどで会社の方針にまで広がったのは、自分でも大きかったと思います。提案したことが形になり、会社の方針に反映されていくのはやりがいを感じます。
――すごいスピード感ですね。
はい。単に「ツールを入れました」というレベルではなく、自分が提案したことが認められて、導入され、運用され、最終的には会社の戦略にまで反映された。そこに関われていることが本当に楽しいですね。
――現場からの反応はいかがでしたか?
それが本当に協力的で。「改善につながるなら、やってみよう」という雰囲気が強いです。調理師や栄養士など、ITが得意ではない人が多いのに、こちらから提案すると前向きに受け止めてくれる。異を唱える人がほとんどいなかったのは意外なギャップでした。
また、特に管理職は受け入れ体質の方が多くて、「抵抗があるだろう」と思っていた自分が拍子抜けしたくらいです。だからこそ提案が形になりやすく、結果を出せるのだと思います。
――現場からポジティブな反応があると、やっぱり嬉しいですよね。
そうですね。会社が良くなるための提案なら理解してくれる環境がありますし、現場の人たちが協力的だからこそ、自分のアイデアを実際に試して形にできる。それが今の一番のやりがいですね。
Kさん、お話しいただきありがとうございました。前職では一人で業務を抱え込み、夜中まで対応することもあったとのことですが、今は仲間と協力しながら取り組める環境に。提案が会社の方針にまで反映される経験を通じて、やりがいと成長の実感を得られているのではないでしょうか。
自分のアイデアを活かせる職場との出会いは、転職活動において非常に重要なポイントだと改めて感じました。
「今の環境でも働けてはいるけれど、もっと力を発揮できる場があるのではないか」――そんな思いが少しでもあれば、一度立ち止まって誰かに話してみることで新しい選択肢が見えてきます。アイムファクトリーでは、まだ転職を決めていない方でも気軽にご相談いただけます。下記ボタンより、ぜひ一度エージェントにお話ししてみてください。
エージェントから
Kさんの転職をサポートできたことを心から嬉しく思っています。もともと「自分の経歴では社内SEは無理かもしれない」と不安を抱えていらっしゃいましたが、強みを整理してお伝えできたことで、新しい一歩を踏み出す後押しができたのではないかと思います。
そして今は、Kさんご自身が社内SEとして活躍されるだけでなく、採用にも関わり、仲間を迎え入れる立場になっていらっしゃいます。担当した求職者が、今度は採用の現場で活躍している。これはエージェントとして本当に誇らしい瞬間です。
短期間で会社の方針にまで提案が反映される成果を出され、さらに採用の場面でも存在感を発揮されているKさん。今後もますます影響力を広げていかれることを楽しみにしています。
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