DX推進をフルサポート!上流から下流まで担う株式会社GeNEE 

株式会社GeNEE

会社紹介
社名:株式会社GeNEE(英語社名:GeNEE Corporation) 
代表:代表取締役社長 日向野 卓也
事業内容:システム開発 ・スマホアプリ開発 ・DXコンサルティング ・MVP開発 ・AI開発 ・脆弱性診断 

株式会社GeNEE(GeNEE Corporation)は、最新のデジタル技術を駆使し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進や各種システム開発を支援する企業です。今回は、同社代表取締役社長 日向野 卓也さんに同社の事業や採用計画についてお話を伺いました。  

プロフィール
代表取締役兼創業者 日向野 卓也さん 
東京工業大学環境社会理工学院、慶應義塾大学大学院・慶應義塾大学ビジネススクールMBA(経営学修士取得)卒業。国内最大手IT企業の株式会社NTTデータなどでエンタープライズ(大手法人)領域の事業開発・事業企画等に従事。スタンフォード大学への海外研修を経て、株式会社GeNEEを法人設立。

この記事の目次

「お客様第一」のGeNEEが展開する6つの事業とは 

――御社の事業について教えてください。 

日向野 卓也さん(以下、日向野):弊社が展開する事業は、システム開発・スマホアプリ開発・DXコンサルティング・MVP開発・AI開発・脆弱性診断の6つがあります。 

・システム開発 
システム開発では、法人向けに基幹システムや業務システムなどを、お客様の事業特性に合わせてオーダーメイドで構築しています。既製品の提供ではなく、課題解決に特化したシステム開発を手掛けています。 

・スマホアプリ開発 
スマートフォン向けアプリ開発では、スタートアップ企業や中小企業向けに、新規事業を支援するアプリ開発サービスを提供しています。補助金を活用したサポートも行っており、限られたリソースでの事業立ち上げを支援します。 

・DXコンサルティング 
DXコンサルティングでは、システムの開発に入る前の企画や構想の段階からサポートを行います。中長期的な視点をもって、お客様の事業成長をデジタルの力で後押しします。 

MVP開発 
MVP開発(Minimum Viable Product)とは、必要最低限の機能を持つプロダクトを迅速に市場に投入し、ユーザーからのフィードバックを基に改善を進めていく開発手法です。この手法を活用することで、初期コストを抑えつつ市場のニーズを検証し、効率的にプロダクトを成長させることが可能です。 

弊社では、このMVP開発を通じて、クライアントが初期コストを抑えつつ、効率的かつ柔軟に市場テストを行える環境を提供しています。 

・AI開発 
企業が直面する組織的・事業的・業務的課題を深く理解し、各社に最適な技術を選定してAIシステムやツールをオーダーメイドで開発しています。汎用的なパッケージソフトではなく、個別のニーズに合わせたフルスクラッチ開発を行い、導入後の保守・運用、データチューニングも一貫してサポートしています。 これにより、人件費の削減や顧客満足度の向上など、業務効率化と価値最大化を実現しています。 

・脆弱性診断 
脆弱性診断は既存のお客様に向けたサービスで、弊社が作ったシステムやアプリの状況確認の一環として、行っているものです。弊社が独自に作成した脆弱性チェックのシートを使用してDoS攻撃といった外部からの攻撃に対する脆弱性をチェックし、監査レポートを発行します。 

DX化を支える一貫体制!GeNEEのコンサルティング力 

――御社が今後、注力されていく事業について教えてください。 

 
日向野:弊社では今後DXコンサルティングに注力していきます。多くの大手企業様ではすでにDX化が完了していますが、中小企業様のなかには、まだDX化が完了していないケースがあるためです。 

DXコンサルティングにおける弊社の特徴は、設計や開発、試験をベースに「下流から上流に上がっていく」アプローチです。一般的なDXコンサルティングですと、上流工程である現状分析と課題抽出やシステムの企画まででプロジェクトを終え、開発は外注するケースが多くなっています。 

しかし弊社は下流工程であるシステムの設計や開発、試験まで担当できるため、プロジェクトの実行可能性を現実的に判断しながら進める「フィージビリティのある」DXコンサルティングをご提供できます。 

――御社の開発体制について、教えてください。 

日向野:弊社では現在、45から50のプロジェクトが進行しています。各プロジェクトでそれぞれチームを組み、PMを筆頭にバックエンド・フロントエンド、インフラエンジニア、デザイナーなどを配置しています。 

PMによってプロジェクトのカラーは少し異なりますが、弊社のカルチャーの基に業務を進めています。 

 
株式会社GeNEE 8つのカルチャー 

  1. 常に謙虚に、前向きであること 
  2. 主体的・自発的に行動すること 
  3. 不平・不満・不機嫌の「不」は捨てること 
  4. 誰に対しても尊敬の念を持つこと 
  5. 誰に対しても肯定的であること 
  6. 大切なお客様とともに全力で仕事に向き合うこと 
  7. チャレンジ精神を持つこと 
  8. 妥協の精神を見せないこと 

また、弊社のバリューとして「お客様第一」を掲げていることからも、その実現のために社員にはこれらのカルチャーに沿って働いてもらっています。どのような仕事でも、時には不平不満が出ることもあると思いますが、プロジェクトには真正面から向き合ってもらいたいと思っています。 

質問一つで業務効率が変わる。GeNEEの社内コミュニケーション 

――御社クライアント様の声として「スピード感がある」という評価が上がっています。この評価をどのように受け止めていますか? 

日向野:「スピード感がある」という評価をいただけるのは、とても嬉しいことだと思っています。ただスピード感をもった対応は、「オプション」として提供しており、これはお客様にご提案するときにもお伝えしています。 

基本的には弊社の標準的な技術でのサービスをご提供していますが、柔軟なシフトを組むことによって、たとえば「通常の3倍のスピードでプロダクトを完成させる」といった価値提供を可能としています。 

リレー方式の開発手法になるため、過去には海外との時差を利用した実験的な開発も行いました。現在は国内のみとなっていますが、変則シフトを組むことで効率的な開発を行っています。 

――変則シフトという体制の場合、社内のコミュニケーションが重要になるかと思います。社内のコミュニケーションを円滑にするために、大切にしていることを教えてください。 

日向野:オンラインで仕事が完結することが多いため、テキストベースで質問する際には、オープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンで質問してもらうようにしています。「はい」か「いいえ」で回答できれば、受け手は瞬時に理解できるため、回答しやすくなりますよね。 

――答えやすい形での質問といった思いやりのような部分は個人によってばらつきがあるかと思いますが、どのように統一されているのでしょう? 

日向野:入社前の面談の際に、その方の性格も踏まえて業務の進め方や自走できるかどうか等をお話させていただくのですが、その際に質問の仕方もお伝えしています。 

また入社前後には弊社の8つのカルチャーや、プロジェクトに配属されるにあたっての留意点等をまとめたガイドブックを配布し、理解度テストを実施してから業務に入っていただきます。弊社の仕事に対する姿勢やカルチャーを理解してもらい、共通認識を持つことを大切にしているんですね。 

フルリモートでも相談しやすい環境を。働きやすさ向上のための取り組み 

――御社での働き方について教えてください。 

日向野:弊社は、事前承認制でフルリモート勤務が可能です。現在は北海道や沖縄、京都、愛知、海外ではベトナムとタイ、フィリピンからフルリモートで勤務している社員がいます。今後は完全なフルリモート体制を目指しています。 

働き方については今後も継続的に改善していきます。「現在の働き方がベストで、まったく課題がない」とは考えていません。 
 
最近の課題としては、時差があったり働く場所が違ったりすると、気軽に相談できる環境が整いにくいことがあります。そのため、PMからこまめに声かけをすることに加えて、進捗報告の際に悩みや個人の課題についてフランクに聞く体制を作ろうとしています。上の立場の人間が胸襟を開いて聞くことで、より相談しやすくなるかと思います。 

特にシステムやアプリの開発においては「なぜ躓いているのかわからない」という状況が起こります。袋小路の状況にあるときは、何をどう質問すればいいのかもわからなくなってしまいますよね。そんなとき社員をすくい上げるのは、上長の業務です。日常的に上長から声かけをして、社員をサポートする流れを作れば、スケジュールの遅延があっても早い段階で対処できますから。 

採用とコミュニケーションの目指す形 

――御社の採用にまつわる課題があれば、教えてください。 

日向野:弊社も他社さんと同様に「優秀なエンジニアの方々に入社いただきたい」と考えています。求職中のエンジニアの方々が比較検討されたとき、選択肢としてもらうために認知度を挙げていかなくてはと思っています。そのため、課題としてはブランディングという点になります。 

――エンジニアの採用に向けて御社で重視している点はありますか。 

日向野:フルリモートの働き方を活かして地方採用を進めた結果、優秀なエンジニアの方々を採用できた実績はあるため、そうした点が魅力の一つになるとは実感しています。一方でオンラインでのコミュニケーションは、対面でのコミュニケーションと比較してタイムラグや伝わり方のギャップが生じることがあります。 

そのため、日々生まれる小さなギャップを都度解消して、スケジュールのズレやプロジェクトの方向性のズレを少なくしていくことが大切だと考えています。「いかに働きやすく、かつコミュニケーションが活発な環境を構築するか」といった点を重視していますね。 

日向野さん、お話ありがとうございました。 「お客様第一」のビジョンのもと、企業のDXをコンサルから開発まで一気通貫の体制でサポートする株式会社GeNEE。スピード感のある開発や上流から下流までのDXコンサルを経験したい方は、ぜひご応募ください。  

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