イメージを高速で具現化。自己主張が歓迎されるdotDの環境とは

株式会社dotD 坂様
dotDロゴ

会社紹介
社名:株式会社dotD
代表:代表取締役CEO 小野田 久視
事業内容:
・アプリの開発・提供、新規事業開発コンサルティング  

デジタル技術を活用した事業を継続的かつ非連続的に創出する「事業創造ファーム」の株式会社dotD。顧客の新規事業をイメージの段階から伴走する共創事業と、「dotHatch」「dotD CFP Calculator」「onedog」等の自社サービスを通じて、社会基盤となる企業を目指しています。

国内外大手IT企業出身の精鋭が集い、コンサルティングから戦略の実行・実現まで一貫して伴走するdotD。そんなdotDで働く人たちは、どんな人で、どんな想いを持っているのでしょうか。

今回は、同社執行役員 VP of Bizdev & Project Managementの坂 祥明(ばん よしあき)さんに、同社の事業や採用計画についてお話を伺いました。

プロフィール
坂 祥明さん
1977年生まれ。Panasonicグループ、WEB制作会社を経て2004年にトランスコスモスに参画。数多くのWEBサービス立ち上げに携わった後、WEBシステム事業やマーケティングソリューション事業の責任者として事業を推進。2018年より電通アイソバー(現電通デジタル)に参画し、Salesforce・Adobeなどのマーケティングソリューション導入やオウンドコマース・オウンドWEBプラットフォーム導入事業のマネジメントに従事。2023年よりdotDに参画し、BizDev領域とProjectManagement領域の推進を担当。

この記事の目次

お客様のなかにあるイメージを高速プロトタイピング。徹底的な提案型スタイルが価値を生み出す

株式会社dotD 坂様

ーーまずはdotDについて、詳しく教えてください。

坂 祥明さん(以下、坂):
dotDはクライアント企業の事業創造において、アイディエーションからプロトタイピング、グロース支援まで一貫して伴走する事業創造ファームです。

事業創造の例としては、KDDI様と一緒に進めているペット事業の『auワンニャンサポート』というサービスや、デジタル庁との『DMP‐デジタルマーケットプレイス』等があります。

「お客様側からの要件ありき」のものづくりではなく、事業を成功させるために能動的に考えて行動し、お客様と同じ立場、同じ目線に立ってプロダクトを作り、高速で改善を重ねながら形にしていくのが当社の強みです。少ないインプットからでも、各自の経験やノウハウをもって戦略を描き、プロダクトに落とし込んでご提案する。それを社内では「高速プロトタイピング」と呼んでいます。

自社内に「考える」、「作る」、「デザインする」それぞれのチームがいることで、高速プロトタイピングが実現できていると思います。


ーー 一般的には、お客様の要望に沿って実現をサポートする、というスタイルが多いかと思いますが、御社では「何を作りたいかわからない」といった段階でも相談が可能ということでしょうか。

坂:そのとおりです。わかりやすくいうと「新規事業を作りたいんだけど、どうしたらいいのかな?」といった形でご相談いただくことも多いですね。

ご相談いただいたあとは綿密なコミュニケーションをとり、お客様の状況やアセット等の情報を引き出したうえで、「このような感じでいかがですか?」とプロトタイプを作ってご提案します。


ーー最初のご提案までのスピードはどれくらいでしょうか?

坂:最初は1~2週間で1回お出しして、考えをすり合わせていきますね。遅くとも1ヶ月程度でお出ししています。

「具体的に何が欲しいかわからないけれど、不便さを感じている」といった漠然とした考えが出てきた段階からご相談いただき、お客様の目指す方向に向かって新規事業を創造するのが、弊社のやり方す。


ーーお客様のご要望が固まっていない段階でイメージを具体化するのは大変かと思いますが、そうしたスタイルとなった理由はありますか?

坂:要件をまとめるのに時間をかけるよりも、仮説ベースでプロダクトを作りそれを早くユーザーに当ててフィードバックをもらう方が、より良いサービスを作れるからです。そのため能動的に行動できる人、積極的な提案ができる人だと活躍しやすい環境かと思います。

dot hatch

ーーありがとうございます。では、自社事業のプロダクトである「dot Hatch」と「dotD CFP Calculator」についても教えてください。

坂:「dot Hatch」は、新規事業創造におけるプランニングからアクション整理、各種指標やGate管理などが行える事業創造プラットフォームです。

「dotD CFP Calculator」は、欧州電池規則の対象となる自動車OEMメーカー様各社、EV・PHEVの電池に関わる部品サプライヤー様各社、 電池メーカー様各社に向けたSaaSサービスです。自動車バッテリーの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出されるCFPの排出量を算出することができます。

このサービスをご提供するなかでとくにdotDが評価されている点が「とにかく使いやすい」という点です。ユーザー目線に立って「いかに使いやすいUIにするか」に徹底的にこだわって作られているので、そういった評価はうれしいですね。

ーーUIが違うだけで、そこまで使いやすさが変わるんですね。

坂:まったく違いますね。私たちのサービスでは直感的にわかりやすいUIとなっていて、たとえば製品の構造は、ツリー構造で視覚的に確認できるようになっています。

「dot Hatch」で得た技術面のノウハウを最大限活用して、社内のエンジニア・デザイナーが垣根なく、徹底的に議論した結果が反映されています。

全員が同じ目線に立ち、意見を出し合う会社

株式会社dotD 坂様

ーーdotDの会社をひと言で表現すると、どのような会社ですか?

坂:dotDは、コンサルタントもUI/UXアーキテクトもデザイナーもエンジニアもいる会社です。小さいながらも、コンサルティングだけでなく、プロダクトに落とし込めるのが一番の強みです。

コンサルティングのみ展開する企業もあるなかで、コンサルティングからモノづくりまで行う会社は非常に貴重だと思っています。実際に、お客様からもそうした点で評価をいただくことが多くあります。

ーーdotDのカルチャーや、社内で大切にされていることを教えてください。

坂:dotDでは、全員が同じ目線に立って能動的に意見を出し合うことと、シームレスな連携を重視しています。「一緒にいいものを作り上げよう」という感じですね。他社に見受けられるような「コンサルが偉い、エンジニアやクリエイターは下請け」といった空気はまったくありません。「全員が公平である」という認識のもとで働いています。

提案だけでなく、何をするにもアジャイルでやっていく組織です。それには社員全員が意見を積極的に出さなければ、高速スプリントで回っていきません。ですから「完璧じゃなくてもどんどん意見を出していこう」というのがdotDのやり方ですね。

プロジェクトチームは5~8人の少人数で構成して、それぞれの立場でしっかり意見を言っていく。ビジネスサイドとエンジニアサイドのギャップや壁もありません。リモートワークを積極的に取り入れ、東京以外の地域からも多くのメンバーが参加しています。

――自社事業はどのような経緯で生み出されていくのでしょうか。

坂:dotDでは、大きくわけて2つの進め方で自社事業がスタートしています。

1つは、事業アイデアを持った社員が、随時社長や経営陣に対して提案するスタイルです。これはすべて社員の自主性、能動的な行動に一任されています。

2つ目は年に一度開催する「ドットキャンプ」です。これは、種をまく人(seeder)という意味の「シーダー」の事業アイデアに賛同したメンバーが、2日間の合宿形式でひたすらシーダーの事業について深堀していくイベントになっています。

2024年は7月に開催し、4つのアイデアを30人でチームに分かれて深堀し合いました。その回では特別に外部の会社にもご参加いただき、『auワンニャンサポート』についても、深堀していきました。

私は2023年11月に入社したので、2024年7月開催の「ドットキャンプ」の参加が初めてでしたが、すべての参加者が非常に前向きで、熱の入った2日間を過ごしました。

ーーそれはとても密度の濃い時間になりそうですね。

坂:そうですね。イベントの最後には作成した事業報告書を発表する会があります。つまり発表できるレベルにまで事業計画を落とし込んでいくんです。

やりたいことを追求できる環境がある

株式会社dotD 坂様

ーー坂さんのご経歴を教えてください。

坂:新卒で入ったパナソニック系の会社でWebサイト制作の仕事を経験して、すぐにその面白さ、魅力に気付きました。その後トランスコスモス社でWebサイトの構築やPMに長年携わり、2018年に電通アイソバー(現電通デジタル)に転職してからは、デジタルマーケティングの推進業務に従事していました。

dotDとの縁は、電通グループの再編をきっかけとして自分も新たなフェーズに挑戦しようとしていたときです。dotDでは新規事業創造領域と、PMのリードをしています。

ーーdotDを選ばれた理由を教えてください。

坂:私は、新しいことに挑戦できる環境を好む人間です。加えて仕事に一定の裁量を求めます。指示されたことをやるだけ、という働き方があまり好きではないんですね(笑)。

そのため、自分のやりたいことを、横目も振らずに突き進められるポジションを希望していました。dotDを選んだのは、そのあたりの条件が希望と一致していたからです。社長と共通の友人がいて、社内の様子がわかりやすかったことも理由ですね。

「経営陣としっかりコミュニケーションを取れるか」ということも重視していましたが、dotDは代表取締役CEOの小野田と取締役COO古澤 紘司の2人とも、非常にコミュニケーションを取りやすいですし、私と考え方のベクトルが非常に似ていました。

我が強い人、歓迎。「わがまま」ではなく自己主張ができる人が活躍する

株式会社dotD 坂様

ーーdotDに応募される方には、どんな人が多いのでしょうか。

坂:dotDの一番キャッチーなブランドとして「新規事業の創造」があり、そこに魅力を感じてくれる人が多いですね。事業を立ち上げたい人もいれば、新規プロダクトの開発に携わりたい人もいて、目線はそれぞれ違います。エンジニアの方であれば「特定の技術を使うプロダクトを作りたい」といった人もいますね。

ーーエンジニアが自分のやりたいことを主張するのも、受け入れられるんですね。

坂:もちろんです。状況にもよりますが、我が強い人は歓迎される文化があります。私たちは「我の強さ」を「わがまま」という意味ではなく「明確な自己主張ができること」ととらえています。 

ーー採用について課題はありますか?

坂:多くの職種で採用を強化しており、なかでもエンジニアやクリエイター、プロジェクトマネージャ―を採用したいと考えています。dotDが求める人材は「能動的に行動できて、自ら提案ができる」というレベルが高い人物です。自分の役割や業務範囲を決めて「これ以上やりません」といった人でなく、領域を超えていける人がいいですね。

そうした希望する条件面での厳しさが課題といえば課題かもしれませんが、社風である以上、それができる人こそdotDで本領発揮できると思います。

ーー御社で活躍している人に共通点があれば教えてください。

坂:事業会社出身もいれば、SIer出身、広告代理店出身などさまざまですが、みんな事業創造、新しいものをクリエイトできる点に魅力を感じて入社してくれた感じですね。「ここでなら自分のポテンシャルを発揮できる」と思ってくれているのではないでしょうか。ですので、経歴で新規事業の経験有無がある、というより、新しいものを創りたいという強い意思を尊重しています。

ーー御社が求める人材の、具体的な人物像を教えてください。

坂:まず「0→1」のモノ作りが楽しめる人ですね。また、指示を待つのではなく「こうしたらどうでしょうか?」と自分で考えて確認できる人。活躍している人材は、そういった能動的な行動ができる人たちです。

アイムファクトリーさんには弊社が求めている人材像について、スキル、マインドともに一致している方、我々の理念に共感していただける方をご紹介いただきたいですね。


坂さん、お話ありがとうございました。
企業の成長を支える新規事業創造をサポートするプラットフォームを提供する、株式会社dotD。自ら動き、自分がやりたいことを形にしていきたい方は、ぜひご応募ください。

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株式会社dotD 坂様

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