書類選考に受かったものの、調べてみてあまりよくないことが書いてあると、一次面接を辞退したい!と思うのではないでしょうか。
実際に働いたことのある人の意見は気になるものですよね。
しかし初めての転職活動では、一次面接は辞退できるのか口コミは信じていいのかわからないことも多いかと思います。
そこで今回は一次面接の辞退の方法とエゴサーチの信憑性を紹介します。
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一次面接とは
一次面接とは、書類選考後に行われる最初の面接です。
多くの応募者から一定数に絞り込むための面接になっており、履歴書など応募書類の内容を深掘りして聞かれます。
求職者のキャリアプランや人柄、会社との相性をすり合わせもしていきます。
もちろん一次面接も重要ですが、採用に直結しない面接なので面接官は基本的に若年層の社員が担当しているでしょう。
企業の応募数や応募状況にもよりますが、一次面接は二次〜最終面接に比べるとスケジュールは変更しやすいと思います。
一次面接は辞退できる?
結論から言いますと、一次面接は辞退できます。
転職活動をしていくうちに、「転職時期を変更した」「エゴサーチしたら企業の印象が変わった」などと辞退したいと思うこともあるでしょう。転職活動は限られた時間で行うため、複数応募することが一般的です。そのため企業も辞退する人がいるだろうということは把握しています。
しかし、一方で企業側も予定を確保して準備しているため、辞退する際は敏速に伝えることがマナーです。明確な理由がなく、少しでも可能性がある場合はとりあえず受けてみることがおすすめです。特に、口コミなど他者からの情報が理由で辞退しようとしている場合は、実際に自分で直接お話をして確かめる方が良いでしょう。
困った際は転職エージェントに相談をしてみてください。過去の入社者のデータ等から本当に辞退すべきか判断してくれるはずなので活用しましょう。
一次面接を辞退するときのマナー
一次面接を辞退する際は、次の3つのことに注意しましょう。書類選考までしていただいた企業に対して、誠意を持った対応が大切です。
辞退する企業でも、後に取引先として関わりがあるかもしれません。最後まで感謝の気持ちを持って対応することを心がけましょう。それぞれ詳しく説明します。
- できるだけ早く連絡する
- 無断で辞退しない
- 次回連絡はメールか電話にする
できるだけ早く連絡する
辞退の連絡は、できるだけ早く連絡しましょう。企業側も面接をするために予定を立てているので、連絡はなるべく早い方が助かります。
一次面接の辞退は内容的に伝えづらいからといって、連絡を迷っていると余計に企業に迷惑がかかります。辞退を決意した時点ですぐに連絡するようにします。
面接の辞退は失礼な行動ではなく、伝え方や態度が重要です。
書類選考に通していただいた感謝の気持ちを忘れずに誠意を持って、できるだけ早めに連絡しましょう。
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無断で辞退しない
面接を無断で辞退するのは絶対に避けましょう。辞退するときの連絡は最低限のマナーです。
無断で辞退する行為は、企業側に大変迷惑がかかり印象も悪くなります。もう転職先に選ばないからと言っても、企業同士がどこでどう繋がっているかわかりません。
後々、無断で辞退した会社が転職先の取引先だった…なんて場合もあります。そのような気まずい事態にならないためにも、必ず辞退の連絡をしましょう。
不要なトラブルを避けるために、無断で辞退することは絶対に避けましょう。辞退するときの連絡は最低限のマナーです。
無断で辞退する行為は、企業側に大変迷惑がかかり印象も悪くなります。もう転職先に選ばないからと言っても、企業同士がどこでどう繋がっているかわかりません。
後々、無断で辞退した会社が転職先の取引先だった…なんて場合もあります。そのような気まずい事態にならないためにも、必ず辞退の連絡をしましょう。
エージェントを利用すればエージェントが辞退連絡をしてくれるので辞退連絡の煩わしさもなくなるので使ってみるのもいいでしょう。
辞退連絡はメールか電話にする
辞退の連絡は基本的にはメールでも電話でも構いませんが、辞退の連絡は敏速に正確に伝えたいため、できれば電話が良いと思います。
メールの場合はいつ見られるかがわからないため、電話が最短で確実なのでおすすめです。大まかな流れの台本を用意します。簡単に話すことを書いておきましょう。
電話が繋がらない場合や、担当者が忙しそうな場合は一旦メールで連絡し、その後に電話をかけるようにしましょう。
始業時間やお昼休み、就業時間は避けて電話しましょう。低姿勢で失礼のないように心がけて対応しましょう。
一次面接を辞退するときの例文
一次面接の辞退の連絡をするときは丁寧に対応することを心がけましょう。辞退するときの電話とメールの例文を用意しました。
ぜひ参考にしてください。
電話の場合の例文
電話の場合は話すことを書いたメモを手元に準備しておきます。時間帯は始業時やお昼休み、就業時間は避けた方が良いと思います。
また、声が伝わりやすいように雑音の入らない静かな空間でかけるようして、企業側への配慮を忘れないでください。電話の例文は下記を参考にしてください。
誠意を持って辞退の連絡とお詫びの電話をします。
電話の例文
(電話が通じたとき)
お世話になっております〇〇と申します。
◯月◯日にお約束しております面接の件で、お電話させていただきました。
人事部の〇〇様はご在籍でしょうか。
(担当者に変わったとき)
お世話になっております〇〇です。
先日は、書類選考通過のご連絡をいただきありがとうございました。
大変申し訳ないのですが、諸事情のため一次面接を辞退したくお電話させていただきました。
(辞退の理由を聞かれる場合は「家庭の事情」「現職の事情」「他者の内定」「自己都合」などを伝えます。)
(最後に)
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、誠に申し訳ございません。ありがとうございました。
メールの場合の例文
基本的には電話がおすすめですが、電話は担当者が不在の場合はすぐに用件を伝えられません。
その場合はメールで連絡をしておきましょう。時間帯はメールだからと言って、夜中や早朝などの非常識な時間帯は避けるのが無難です。
必ず営業時間内に送るようにしましょう。
メールの例文
件名:一次面接辞退のご連絡/〇〇(フルネーム)
本文:
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
先日は書類選考通過のご連絡をいただき誠にありがとうございました。
このような光栄なお知らせをいただきながら大変恐縮なのですが、◯月◯日にお約束しております面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
お忙しいなか選考に貴重なお時間を割いていただきながら、このような形になり大変申し訳ございません。
本来貴社にお伺いし、直接おわびすべきところではございますが、メールでのご連絡となりましたこと何卒ご容赦いただければと存じます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
———————
〇〇(フルネーム)
〒100-0000
東京都〇〇〇〇
電話 000-0000-0000
メール xxxxx@xxx.com
———————
エゴサの信憑性は?
応募先の企業の評判は気になるものですよね。とは言っても信憑性はどうなのでしょうか。
ここでは、エゴサの信憑性を紹介します。書類通過までした企業の一次面接を辞退してもいいのかどうか、信憑性を考慮して参考にしてくださいね。
以下の3つに注意しましょう。
- 基本的に信用せずに参考にする
- 情報が最新かどうか確かめる必要がある
- 口コミ数が少ない情報は参考にならない
基本的に信用せず参考にする
ネット上の情報は基本的に信用せずに参考程度にする方が良いでしょう。ネット上で個人が投稿している情報は、個々の意見なので主観が入りやすく偏った意見になりやすいです。
特に、雰囲気や人間関係は人によって感じ方が様々なので信憑性は薄くなります。また、会社をやめて転職する人には何らかの不満があって辞めるため、ネガティヴな内容になりやすいです。
その中でも、信憑性があるものとして、休暇や残業時間などの具体的に数字が示されているものは参考にできるでしょう。
しかし、休暇や残業が多いといった数字ではなく感想に近いものは、その人の感じ方なので参考にならないと思います。
情報が最新かどうか確かめる必要がある
書いてある情報が最新かどうかを確かめる必要があります。例えば残業に関して見てみると、10年ほど前は残業時間が多い企業は当たり前でしたが、近年は働き方改革で労働環境が改善されつつあります。
しかし、数年前の書き込みがそのままのサイトもあります。その情報を鵜呑みにしてしまうと、実際の状況とは違った情報を得てしまい間違った判断をしてしまうかもしれません。
正しい情報を得るために、いつ頃書き込まれた情報なのかを確認することが必要です。
口コミ数が少ない情報は参考にならない
ショッピングサイトなどと一緒で、口コミ数自体が少ないものは参考になりません。
大手や若年層が多い企業は口コミも豊富ですが、中小企業は少なめです。大手や若年層が多い企業は単純に書き込む人数が多いというだけです。またTwitterなどのSNSで拡散されている情報も、参考にならないでしょう。
SNSは発信者が1人で、極端な情報ほど拡散されやすい傾向があります。
信憑性があるものよりも、広まったら面白いものが多く拡散される傾向があります。企業の情報としての信憑性は低い可能性があります。
本当に辞退していいか考えて判断する
本当に辞退していいか考えてから判断しましょう。
ネット上の情報は気になりますが、信憑性は低いのでそれだけで判断するのはおすすめできません。
転職で大事なことは、自分の目と耳で判断することです。
本当に行く気がない明確な理由がある場合は仕方ないですが、少しでも可能性がある場合は面接に行ってから判断する方がおすすめです。
面接では見られると同時に、求職者は企業を知ることができるチャンスです。直接企業からの質疑応答で、気づいていない自分に気づけたり、企業の魅力を発見したりする場合もあります。
キャリアのある人の話が聞けるということは、それだけでもプラスの経験になるでしょう。せっかく書類選考に通ったのですから口コミだけに頼らず自分の目で見ることをおすすめします。
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まとめ
ネット上に情報がたくさんある今の時代では、応募先の情報を調べるは自然なことです。初めての転職活動では不安もたくさんあることでしょう。
しかし、その情報がすべて正しい情報だとは思わず、基本的には自分の目と耳で確かめることがおすすめです。それでも一次面接を辞退する場合は、企業に誠意を持って対応しましょう。