ココロとカラダを支えるLEAN BODY:新時代のフィットネスとエンジニアリング

ココロとカラダを支えるLEAN BODY:新時代のフィットネスとエンジニアリング

会社紹介
社名:株式会社LEAN BODY
代表:CEO 中山 善貴
事業内容:日本最大級のオンラインフィットネス動画配信サービス「LEAN BODY」の運営

株式会社LEAN BODYは、「世界中の人々に最高の資産(ココロとカラダ)を」をミッションとして、日本最大級のオンラインフィットネスサービス「LEAN BODY(リーンボディ)」を運営している企業です。今回は、同社CTOでありエンジニアマネージャーでもあるガルシア ユウジさんに、同社の事業や採用計画についてお話を伺いました。

プロフィール
LEAN BODY プロダクトチーム CTO・エンジニアマネージャー
ガルシア ユウジさん
大学院修了後、エンジニアとしてキャリアを開始し、主にWebアプリケーションの開発に従事。2021年にLEAN BODYへ入社し、メンバー、PM、EMを経験し、現在はCTOとしてプロダクト開発と技術戦略の統括に。採用活動やプロダクト戦略、技術戦略の立案まで幅広く担う。自身の率いるチームは勤勉さとプロダクト志向を重視し、勉強会や施策議論を通じて成長を支援。高い設計力と自走力を持つエンジニアが集まり、リモートとオフラインのバランスを活かした柔軟な開発環境を構築している。

総合的なヘルスケアサービスでウェルネスをサポート

ーー御社が展開する事業について教えてください。 

ガルシア ユウジさん(以下、ガルシア):弊社の事業テーマは「誰もが気軽に取り組める形でウェルネスの継続的なサポートを行い、健康寿命を伸ばすサービスの提供を通してユーザーのヘルスケアを管理していくこと」です。 

サービスの主な柱は運動と食事管理の2つで、オンラインでパーソナルコーチをつけてユーザーのヘルスケアをサポートする機能もある、総合的なヘルスケアサービスを提供しています。 

ーー多岐に渡る動画を提供されています。どのようなジャンルがありますか? 

ガルシア:ヨガやピラティスを中心に、初心者から上級者まで楽しめる多彩なプログラムを提供しています。コンテンツの中で最も認知度を高めてくれたのは、ご存じの方も多いかもしれませんがリニューアルした令和版の『ビリーズブートキャンプ』です。『ビリーズブートキャンプ』はいわゆるカーディオ、有酸素運動を中心としたサービスで、初心者でも取り組みやすいプログラム構成が特徴です。 
 
今後はこうしたプログラムのバリエーションをさらに増やしていく予定です。直近では、キッズ向けコンテンツをリリースし、家族全員で楽しめる内容が揃っています。新しいユーザーの方々にご利用いただけるコンテンツを、さらに出していきたいと思っています。 

ーー『LEAN BODY』のターゲット層について教えてください。 

ガルシア:今ご利用いただいているユーザーの方々以外にも、年齢や性別を問わずターゲットを広げていきたいと考えています。「ウェルネス」というと体づくりをしたい20代女性がターゲットと思われがちですが、私たちは「体づくり」をもっと幅広くとらえています。 

「体づくり」という言葉は「ダイエットしたい」「筋肉をつけたい」など、自分をより高める目的で使われることが多いと思います。しかし「現状維持したい」「運動習慣をなくしたくない」という目的で取り組んでもいいと思うんですね。 

人間誰しも年齢を経ると、体の機能が衰えてしまいます。だからこそ「現状維持」とは、ソフトな意味で前向きな取り組みと考えます。 

また、仕事のパフォーマンス向上や睡眠の質改善を期待して運動に取り組む方もいらっしゃいますので、そういった運動によって生活面のバリューを上げたい方々に『LEAN BODY』をご利用いただきたいですね。 

ーー『LEAN BODY』の動画を拝聴して、運動が苦手な人でも非常に取り組みやすいと感じました。動画コンテンツを作る際、始めやすさは意識されていますか? 

ガルシア:もちろん意識して作っています。これまでになかった運動の習慣をつけるのは簡単ではありません。綿密なマーケティングを基に、ユーザーが始めやすく、続けやすい方法を明確に伝えることで、利用を促すことを心がけています。 

運動・食事・睡眠を支えるトータルサポートの展開

ーー御社が今後、注力される事業について教えてください。 

ガルシア:今後も「ユーザーのウェルネスを総合的にサポートする」というテーマは変わりません。その上で、サポートの範囲をさらに深く、広く拡大していく予定です。具体的には、新しい動画コンテンツや新機能の開発を進め、より充実したウェルネスサポートを提供していきます。 

現在は運動に加えて食事管理のサポートも行っていますが、今後は睡眠サポートなど、新たな領域にもサービスを広げていきたいと考えています。 
 

ーー食事管理ではどのようなサポートを受けられるのですか? 

ガルシア:主に食事記録のサポートを行っています。栄養素を基に、どのような食事を摂ればば良いかといった具体的なアドバイスを提供します。また、運動についても、どのような種類の運動をどのくらいの頻度で行うべきかをサポートしています。この2点が中心です。 

さらに、習慣が身につくまで継続をサポートする仕組みも整えています。 

現在は1対1のコーチングを中心に行っていますが、将来的にはAIを中心にしたサポート機能を展開しようと考えております。動画のレコメンド精度の向上や生成AIを活用した相談機能など幅広い分野にトライしていきたいです。

『LEAN BODY』の開発全般に携われる環境 

ーー直近ではどのような職種を募集されていますか? 

ガルシア:現在募集しているのはWebアプリケーションエンジニアです。特にバックエンドとフロントエンドの両方を実装できるフルスタックエンジニアの方を歓迎しています。 

また、希望があればインフラやネイティブアプリ、Androidの実装にも携わることが可能です。キャリアの幅を広げたい方や新しい技術に挑戦したい方にとって、やりがいのある環境だと思います。 

ーー御社で働くと、どのようなサービスの開発に携わることになりますか? 

ガルシア:弊社は社員数が少ないため、入社後は『LEAN BODY』の開発全般に携わっていただきます。プロダクトの核となる部分に関わる機会が多く、広い視野で開発に取り組むことができる環境です。 

Go言語未経験でも「挑戦できる」教育体制

ーー御社で働く魅力や仕事のやりがいについて、教えてください。

ガルシア:現在、バックエンド開発ではGo言語を採用しています。しかし、Go言語を扱えるエンジニアはまだ少なく、欲しい人材がなかなか集まらないのが現状です。

そのためGo言語未経験でも活躍できる体制を整えています。言語習得のために読んでほしい書籍は会社に用意しており、バックエンドの開発経験があれば比較的簡単に言語をスイッチできるノウハウがありますので、大いに活用していただければと思います。

実際、これまで入社した社員は全員Go言語未経験でしたが、入社後の教育体制を通じてスキルを習得し、現在は第一線で活躍しています。

またフロントエンドに関しても、Reactの経験がなくてもキャッチアップできる仕組みが整っています。新たなプログラミング言語を習得し、スキルを磨きたいという方には最適な環境です。

密なコミュニケーションでスムーズな開発を実現

ーー今回募集される職種の方が所属するチームの方向性や指針を教えてください。

ガルシア:PMを中心に、チーム全体で決めた指針に沿って進めています。その中で「どこをどう実装するか」「どのような方向性で開発を進めるべきか」といった具体的な舵取りは、CTOが中心となって行っています。

技術面とプロダクト開発の2つを軸に、日々のコミュニケーションを特に重視しています。たとえば、APIを担当するチームとクライアント側を実装するチームが密に連携することで、認識のズレを防ぐように努めています。技術的な相談は随時CTO経由で行えますが、基本的には自発的にコミュニケーションを取りながら開発を進めるスタイルです。

また、福利厚生の一環としてランチ補助やジムの会費補助を活用し、社員同士の交流がさらに活発になる仕組みもあります。こうしたサポートが、弊社ならではの特徴だと考えています。

ーー普段のコミュニケーションは、オンラインが中心でしょうか?

ガルシア:週2出社、週3リモートのハイブリッド型で、リモートの比重が多めですが、対面でのコミュニケーションも重視しています。

ーーオンラインでのコミュニケーションを円滑にするために工夫されていることはありますか?

ガルシア:毎朝の定例ミーティングで現状や相談事項を共有し、進捗を把握できる仕組みを整えています。このミーティングを通じて、スムーズに仕事を進められる環境を構築しています。また、音声でのコミュニケーションが可能なアプリを導入し、オンライン状態の際に気軽に話しかけられる環境を用意しています。

もちろん、チャットツールを使ったテキストでのやり取りも可能ですが、それだけでは冗長になりがちで非効率になる場合があります。弊社は社員全員が「どうすれば効率的に仕事ができるか」「自分の会社がどうすれば成功するのか」を考えて動いてくれます。

結果として、社員同士が自然に声を掛け合い、コミュニケーションを取る文化が根付いています。さらに、やり取りのログを残すことも徹底されており、情報共有がスムーズに行える体制が整っています。

ーーそういった社内のコミュニケーション文化はどのようにして作られたのでしょうか?

ガルシア:リーダー陣が率先して、この文化を育ててきました。リーダーはSlackのテキストコミュニケーションだけで終わらせず、「最速で開発を進め、バグを最小限に抑えるにはどうすればよいか」という模範を示すことを常に意識しています。

その繰り返しのなかで、現在の様な社内の文化が作られてきました。また、採用時にはリーダーとしてメンバーの手本となれる人材を選ぶことを重視しています。さらに、企業がこれまで大切にしてきた文化を理解し、それを一緒に築いていけるかどうかも、採用の重要なポイントです。

ウェルネス体験をサービス開発に活かせる面白さ

ーー御社の福利厚生でさきほど「フィットネス支援」がある、というお話がありました。 
 

ガルシア:そうですね。月額1万円までのフィットネス支援を利用できます。この補助は『LEAN BODY』に限定せず、さまざまなサービスを利用してもらえるようにしています。「運動する習慣を社員に持ってもらいたい」という想いが背景にあります。 

実際に、フィットネス支援が利用できる点を魅力に感じて応募してくださった方もいらっしゃいます。 
 

ーー社員の皆さんは当たり前に運動する方が多いのでしょうか? 

ガルシア:入社後に運動を習慣化した方もいますが、もともと運動を日常的に取り入れている方が多い印象です。 

運動の目的は単に体を動かすことではなく、その先にある喜びや感動を体験することだと思っています。その体験が、より多くの人にサービスを通じて伝えたいという意欲につながります。 
 
まずは福利厚生を活用して社員に運動の良さを知ってもらえたらと思います。それが社員の成長にも、サービスの向上にもつながると考えています。 

コミュニケーション力と幅広い経験を活かして成長したい人募集! 

ーー御社が求める人材像について教えてください。 

ガルシア:弊社が特に重視しているのは、コミュニケーションスキルです。開発において効率的に進めるためには、バグを最小限に抑えながら迅速に対応できることが重要です。そのため、常に先頭に立ち、自ら積極的に発信できる方を求めています。 

また、フロントエンドとバックエンドの両方の経験がある程度あれば、どのような言語でも柔軟にキャッチアップできる教育体制を整えています。具体的には、Go言語やReactを習得していただき、第一線で活躍できるまでサポートします。 
 

ーーCTO直下で仕事ができるのも大きな魅力ですよね。 

ガルシア:はい。現在は社員数が少ないため、CTO直下で業務を進めることになりますが、それがエンジニアとして成長できる大きなメリットでもあります。近い距離で技術的な指導を受けられる環境は、スキルアップを目指す方には最適です。 

ガルシアさん、お話ありがとうございました。 
総合的なウェルネスサービスの提供を通じて、ユーザーの健康やより良い生活をサポートする株式会社LEAN BODY。CTO直下で成長を実感できる環境で働きたい方、フルスタックエンジニアとしてのさらにキャリアを深めたい方、自分をより高められる環境で仕事をしたい方は、ぜひご応募ください。 

ライター 前嶋 翠

ライター:前嶋 翠(まえじま みどり)

COBOLが終わろうとする時代にプログラマのキャリアをスタートし、主にJavaエンジニアとして経験を積みました。フリーランスエンジニアとして活動していたとき、リーマンショックが起こったことをきっかけに家庭に入りました。出産を経て在宅でできる仕事として、ライターに。ITエンジニア経験のあるライターとして、IT業界のあれこれを皆さまにわかりやすくお伝えしていきます。

ココロとカラダを支えるLEAN BODY:新時代のフィットネスとエンジニアリング

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