静岡県浜松市出身。東京工業大学卒。
大学時代は山岳部に所属しロッククライミングや冬山登山をするかたわら、単独自転車で、米シアトルからニューヨークまで5400キロ、イギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、フランス、スイス、イタリア、ギリシャ、エジプト迄4500キロなど世界を走破した。
1994年日本最初の汎用生産スケジューラーパッケージの開発・販売会社・スケジューラー研究所(現:アスプローバ㈱)を設立。生産スケジューラーAsprovaを独自に開発した。同パッケージは現在、世界導入実績2000サイト以上、生産スケジューラにおける日本国内マーケットシェアは58.4% (2013年テクノシステムリサーチ調査)で、日本No.1を獲得。

アスプローパの開発チームは日本、中国、シンガポールから来た開発者で構成している、現役5人の開発者が協力しながら1つの製品を開発している。優秀な仲間とディスカッションし一緒にAsprovaを開発することで、自分の能力を上げることが出来る。多国籍の開発環境で、英語の使いは勿論、異文化コミュニケーションもできる職場である。
同社のグローバル環境を実現したのは、2005年に中国(北京)現地法人、2006年に韓国現地法人の設立から始まり、2006年、米国MITにてSCMのコースを修了(Executive Certificate in Technology, Operations and Value Chain Management)、2007年にドイツ現地法人・中国(上海)現地法人、2010年にマレーシア現地法人、米国現地法人を設立された。
これらの軌跡が同社の進んだグローバル展開の歴史となっている。


生産スケジューラ Asprova は、従来から得意とする山崩し(有限能力計画、ディスパッチ、資源負荷平準化)に加え、タイムベースのMRPと「どこ」から「どこ」へとつなぐ紐付けロジックを搭載している。
調達から生産、配送に至るすべてのプロセスのひと・モノ・資源をつなぐ流れを整え、在庫削減や資源の稼働効率の改善をサポートする。
使われ続けて20年、30か国以上で2000本を越える導入実績、様々の生産現場を「見える化」をして、「生産計画」の悩みを解決している。